中国の物語、西遊記にはたくさんの妖怪が出てくる。その妖怪とは、賄賂を受け取るなど悪逆の限りを尽くした、当時の地方官の姿らしい。
ところで。
今の日本にも、その手の魑魅魍魎がうじゃうじゃいる。金角、銀角のような大物ではなく、小物が。
その妖怪達は小物故に一人一人に名前さえ持たず、その代わりに強大な組織を持った。
官僚組織である。
明治開始当初は機能したであろうその組織も、耐用年数を過ぎ、今や私利私欲の塊となった者達の巣窟になり果てた。
年金問題然り。事故米流通問題然り。
大掃除する必要はあるが、その組織の上であぐらをかいてきた今の政権与党にその力はない。
もちろん、野党に玄奘三蔵や孫悟空がいない事ぐらいは、分かっている。
しかしながら、彼らは妖怪達の上に載っかってはいない。期待をかけたくなるではないか。
一歩踏み出そう。
それぞれの一歩は小さくとも、皆が一斉に踏み出せば大きな一歩になる。
政権選択選挙がすぐ近くに迫っている。
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