被害者とその家族の感情を逆撫でにする報道はやめよ。

 この春に発生した舞鶴女子高校生殺害事件について、被害者とその家族の感情を逆撫でにする報道がなされている。

この26日夕方から27日早朝にかけて、幾つかのテレビ報道を見てきたが、関西テレビ系「FNNスーバーニュース」及び同「めざましテレビ」において、被害者の遺影を映しながら、遺体の状況を扇情的な言葉と共に伝えていた。

被害者が特定されていない状態で遺体状況の詳細報道はまだ理解出来るが、被害者確定後に、その詳細を伝える必要性がどこにあるのだろうか?
被害者とその家族の感情を考えると当然配慮すべきだし、必要性(被害者の特定、目撃情報の収集)が全くない。

何れの番組をも制作しているフジテレビの見識を疑うし、同番組のキャスター及びコメンテーターがその事に言及しないことについても疑問を感じる。

なお、その他、関西テレビ「アンカー」では遺影と発見の事実のみを伝え、NHK「7時のニュース」、同「9時のニュース」では報道そのものがなかったことを明記しておく。

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