こうなる前に…

 相撲界に衝撃が走っている。
大麻問題で解雇された元若ノ鵬が、八百長問題で、八百長があったとする週刊現代側に立って証言するというのだ。


この問題で疑問に思うのは、元若ノ鵬の親方・間垣の対応である。

逮捕後の親方の行動が報道されていない為、仮定でしかないが、親方が日本における親代わりとしての務めを果たしておれば、今回のような事態は防げたのではないか。


大麻吸引自体を擁護するつもりはないが、異国の地で犯してしまった過ちに、不安一杯であった元若ノ鵬にとって数少ない味方であったはずである。そんな時にこそ親方が果たせる役割、言い換えると義務があると思う。


今回の騒動の原因を、若ノ鵬一人に押し付けるべきではない。

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