司馬さん関連書籍情報vol.7

 今週(12/9〜12/15)も司馬さん関連書籍情報を紹介したいと思います。

と言いたいところなのですが、今週は新刊がありません。

そこで。

本日(16日)から来年6月21日まで司馬遼太郎記念館で開催される企画展『司馬遼太郎が描いた絵画展』を紹介します。

司馬さんは物事にアプローチする場合、視覚的・絵画的に頭に入れていったらしく、取材時に風景や人物のスケッチを描かれる事が多かったそうです。

そうして描かれた絵は、

アメリカ素描 (新潮文庫)

のように、カバー画や挿絵として自身の作品を飾る事もありました。

今回の企画展では、原画約30点が展示され、その中には、

街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)

連載(週刊朝日)時、病気療養中の須田剋太画伯に代わって描かれた(注)挿絵も含まれるそうです。
(注)経緯は、

街道をついてゆく 司馬遼太郎番の6年間

に詳しく紹介されてます。

私は年内に伺う予定で、その際に改めて感想をアップします。

司馬さんが取材中、イメージを膨らませたであろう現場の空気間を感じられれば、と思います。

2008.12.21追記

ちなみに司馬遼太郎記念館の地図を掲載しておきます。


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