国語教育

 「せいぜい頑張って下さい。」
ギョーザ問題は国民意識が高いから、しっかり調べて下さい。」

上記の発言は、福田首相が、一件はこれからオリンピックで頑張ろうとしている選手に、もう一件は中国調査当局に語ったとされる言葉であり、案の定、国民から叩かれた。
それぞれ、「一生懸命頑張って下さい。我々も全力で応援します。」、「ギョーザ問題は国民の生命に関わる問題です。しっかり調査して下さい。」とでも発言しておれば、国民の反応は違ったものになったに違いない。

ところで、現在学校教育問題でゆとり教育の見直しが叫ばれている。実際、検討委員会からも見直し案も提示されている。
その見直し案の中で、国語教育がまた減少されることとなりそうである。

個人の資質の問題ももちろんあるが、戦前の国語教育を受けてきた首相を始め政治家達の発言内容のお粗末さを見ていると、新たな見直し案で更に国語教育の減少された子供達が大人となり、その世代の人が政治家となった場合の発言内容に危惧を覚えてしまう。

国語は教育の根幹であり、もっと授業時間を増やすべきであると考えるが、如何だろう?

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