今日もいっぱい遊んだね、なつ。
だからもう、おやすみ。
2008-12-17 at 17:40 投稿者 お尻のほっぺ
大塚ひかりさん訳、
源氏物語〈第2巻〉花散里~少女 (ちくま文庫)
を読了。
今回は源氏物語の内、『花散里(はなちるさと)』〜『少女(おとめ)』を収録している。
大塚ひかり版源氏物語のウリの一つは何といっても、源氏物語のナビゲーターを務める〈ひかりナビ〉の存在であろう。
〈ひかりナビ〉で紹介される、文中に登場する古代中国の故事や様々な引き歌の数々。
それらを平安貴族達は理解し、読んでいたのである。
紫式部が仕掛け、そしてそれに応える読者。
私は、平安貴族達の博識に驚きを禁じ得ない。
『あさきゆめみし』では得られない刺激が、この源氏物語にはある。
是非書店で手にとって頂きたい。
なお、巻末付録として、『平安京周辺図・平安京全体図』、『主要官職の職務官位一覧』及び『主要人物の昇進の早さ』が収録されている。
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読書
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2008-12-16 at 4:11 投稿者 お尻のほっぺ
今週(12/9〜12/15)も司馬さん関連書籍情報を紹介したいと思います。
と言いたいところなのですが、今週は新刊がありません。
そこで。
本日(16日)から来年6月21日まで司馬遼太郎記念館で開催される企画展『司馬遼太郎が描いた絵画展』を紹介します。
司馬さんは物事にアプローチする場合、視覚的・絵画的に頭に入れていったらしく、取材時に風景や人物のスケッチを描かれる事が多かったそうです。
そうして描かれた絵は、
アメリカ素描 (新潮文庫)
のように、カバー画や挿絵として自身の作品を飾る事もありました。
今回の企画展では、原画約30点が展示され、その中には、
街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫)
連載(週刊朝日)時、病気療養中の須田剋太画伯に代わって描かれた(注)挿絵も含まれるそうです。
(注)経緯は、
街道をついてゆく 司馬遼太郎番の6年間
に詳しく紹介されてます。
私は年内に伺う予定で、その際に改めて感想をアップします。
司馬さんが取材中、イメージを膨らませたであろう現場の空気間を感じられれば、と思います。
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司馬遼太郎
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2008-12-11 at 16:43 投稿者 お尻のほっぺ
理系卒の私が日本史通史をざっくり勉強するなら、と文系の友人に勧められたのが、
「詳説日本史」(山川出版社)
日本史B用語集 第2版―A併記
です。
高校の教科書だけあって、要点が簡潔に整理されていて大変勉強になります。
ただ。
元々勉強する動機となった、古代日本における古代朝鮮・古代中国の文化的な影響についての本を読むには、図録が少ないとちょっと辛いのです。
例えば、漢字の羅列で構成された石器や土器の名前は読めても、姿形がイメージ出来ないのです(;^_^A
諦めていたら、同じ出版社が、
山川 詳説日本史図録
なる、図録に特化した参考書を出している事が判明。
手にとってみると、多くの図録がカラーで掲載されている上、値段が安いのも魅力的で早速購入しました。
今回紹介させて頂いた三冊を手元に置いておくと、色々重宝しますよ。
たぶん(;^_^A
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読書
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at 16:13 投稿者 お尻のほっぺ
伊藤桂一さんの著書、
静かなノモンハン (講談社文芸文庫)
を読了。
ノモンハン事件について、三人の日本軍 兵士の体験が綴られている。
驚くべきは、軍上層部の
無策、
兵站軽視、
兵器に対する無知
であり、
生き残りに対する。
自殺強要(引責を理由としながら、作戦を推進した人間は決して責任をとらない)、
口封じ(情報操作)、
激戦地への積極的な投入
なども含めて、
その後の太平洋戦争で現れる諸問題が、既に顕在化しているのである。
逆に言えば、この紛争の経験が何ら活かされてはいないのである。
この紛争が大敗北に終わらなかったのは、作戦の良否では断じてなく、死んでいった個々の兵士の奮闘による、との思いを強くした。
司馬さんが生前、この紛争について長期間に渡って調査しながら、書けば『血管が破裂してしまう』とまで言って、結局書かれる事がなかったのも頷ける。
官僚化し、自分達の出世にのみ目を向けた高級軍人達の、人間を想定しない机上だけの『作戦』を見ていると、現在の道路利権、年金に群がる高級官僚達が、天下り先を確保するために打ち出す『政策』にダブって見える。
我々は今まさに、ノモンハンへの道を再び歩み始めたのではないか?
最後に。
今回紹介した、
静かなノモンハン (講談社文芸文庫)
を皆さんも是非手にとって頂きたい。
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現代社会,
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at 5:21 投稿者 お尻のほっぺ
今週(12/2〜12/8)も司馬さん関連書籍情報を紹介したいと思います。
街道をゆく 17 島原・天草の諸道 (朝日文庫)
街道をゆく 18 越前の諸道 (朝日文庫)
街道をゆく 19 中国・江南のみち (朝日文庫)
街道をゆく 20 中国・蜀と雲南のみち (朝日文庫)
何れも朝日文庫から出ていた同名タイトルの新装版です。
心中小説名作選 (集英社文庫)
エッセイ「村の心中」が収録されています。
なお、
司馬遼太郎が考えたこと〈4〉エッセイ1968.9~1970.2 (新潮文庫)
にも同作品が収録されています。
文蔵 2008.12 (PHP文庫)
特集記事『「文学館」へ行こう』の中で、司馬遼太郎記念館が紹介されています。
今週は文庫本5冊、雑誌1冊と久々に充実した内容となってます。
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司馬遼太郎
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